「ねじりまんぽ」 って何?って思いますよね。
私も初めて聞いた時は良く分かりませんでした。
線路下にあるレンガ作りのアーチ状の橋梁のことを「まんぽ」と呼ぶらしく、
そのレンガが斜めにねじられて作られているというわけです。
そもそも何で真っ直ぐじゃなくてねじれてるのか?ということなんですが、
線路とその下の道路や川が斜めに交差する場合もあったので、
レンガが斜めに積まれたみたいです。
ねじりまんぽが高槻市にもあるみたいです。
高槻市梶原にある「奥田畑(端)橋梁」です。

北側からの写真。ちゃんと名前が書いてあります。
半分は普通のコンクリート橋梁です。
進んでいくと…


すっごいねじれてる。
通るときあまり意識して見ることは無いと思いますが、
良く見るとすごく不思議な見た目ですよね。
このねじりまんぽ、日本で30ヶ所ほどしかなく、
その内、3つが大阪府にあり、1つがここ高槻市にあります。
だいぶレアですよね。
しかも、歴史が結構古くて驚きです。
1876年(明治9年)に現在のJR京都線が開業されているので、
今年でちょうど140周年の歴史的建造物です。
まだコンクリートが日本で一般化されていなかったみたいです。
最後に南側から

高槻市のねじりまんぽは「高槻まちかど遺産」にも登録されています。
高槻市のホームページにも掲載されています。
また、トンネルを南に抜けたところは道が新しく整備されており、
新名神高速道路の工事現場が目の前に見えるので、
一度に二度美味しい(?)スポットだと思います。
新名神高速道路工事についての記事も簡単に書いてあるので、
興味があればぜひ見てみてください。
<だいたいの場所>
高槻市梶原1丁目と5丁目の間、東海道本線下
Google Mapの赤い範囲の一番左上辺りです。
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