今年2026年は、7月26日で高槻駅開業150年になります。JR高槻駅開業150年特集としましていままでの投稿をリニューアルしたり、変わった内容をシリーズで投稿していきたいと思います。
今回は、官営鉄道の京都線の建設費についてです。当時いったいいくらかかったのでしょうか!?さらに転用された高槻城の石垣石はその中でいくら分くらいだったのでしょうか?なぜ転用しなければならなかったのか。そのあたりも以前に少し記載していますが、今回は建設費と内訳にフォーカスして記載したいと思います。

当時の建設費と、現在に換算しての金額を記載してみます。現在の金額にしておよそ総額830億円もかかったようですね。
工費 約276万円(現在に換算して830億円!?1銭=300円として)
国産の機関車もなかったんで、外国機械物品に340億円もかかったんですね。

これらの金額が妥当だったのか、さらなる内訳があれば記載したいと思います。
わかっているのは主な橋梁に係った費用はわかっています(芥川鉄橋の金額は不明なので調べます)次回は、橋梁価格を中心ここに追加していきたいと思います。
参考文献;日本国有鉄道100年史 第2巻
今年はJR京都線も大阪向日町間の開業から150年になります。
なお、大阪から京都までの開通は半年遅れて、明治10年2月15日なので、向日町(現向日市)間の開業が7月26日です。
以下以前の投稿を引用しますが、これから特集としていままでの投稿や、新しい発見を見つけていきたいとも思います!
▶今のJR高槻駅の駅舎はJR京都線開業後、何代目なのか?
▶今日JR神戸線開業150年 2024年5月11日 開業当時の写真も なおJR京都線大阪・高槻・向日町開業は今年7月で148年
▶JR高槻駅開業150年特集 官営鉄道開業時に高槻駅と同時に開業した向日町駅で当時の遺構を探してみる 明治9年7月26日官営鉄道高槻停車場開業
▶JR京都線と高槻駅開業150年特集 明治9年7月高槻駅と同時に開業した向日町駅 橋上駅舎と東口の再開発のようす 2025年12月
▶JR高槻駅開業150年特集 官営鉄道開業時の遺構を探して山崎駅を訪れてみた
▶JR京都線 開業当時から残るレンガトンネルなどの遺構を調べてみる 大阪市から吹田市編
東京で官営鉄道が開通し、大阪神戸間がその次に着工しているんですが、なんとそのころ同時に京都ー敦賀間の調査(明治4年3月9日)も指示されたようです。しかしその後すぐに大阪京都間の調査が始まりました(結果、大阪京都間が先にできるんですが。。)ちょっと驚きなのは、すでに明治4年と7年に関東までの鉄道建設ルートを調査されています(当時は中山道がよいとされていた:後に東海道沿いに変わるんですが)
JR京都線は、それに遅れて4年後、明治9年に7月に大阪ー向日町間が開通します。歴史は今年149年なんですが、その前に神戸明治7年5月に神戸ー大阪間が開通しています。
大阪―京都間はさらに遅れましたが、調べて行くとどうも遅れた理由があるようです。
▶高槻の謎 高槻駅の開業はいつ? レンガトンネルはいつ造られたの? レンガはどこで作ったの?
◆新橋ー横浜間 152年
測量着工 明治3年3月17日測量開始
開業 明治5年10月14日
NHKなどでも紹介されてます(またまとめます)
◆大阪ー神戸間 150年
測量着工 明治3年7月30日
開業 明治7年5月11日
日本で初めての鉄橋建設(3か所)と隧道掘削(3か所)
そのほか合計43の木橋を建設
◆大阪ー向日町間 148年
測量着工 明治4年6月16日測量開始
経路決定 明治5年2月10日 大阪経由に決定
工事着工 明治6年12月26日
高槻城石垣を内務省から譲渡
明治7年10月(石量834坪3号;2,758平方メートル)
⇒金額514円41銭5厘
(仮に貨幣価値当時の1銭が今の300円とすると1,500万円)
橋梁工事 明治8年~明治9年8月で完成
開業 明治9年7月26日 神戸に2年遅れ
京都までの開業 明治10年2月15日
工費 約276万円
(現在に換算して830億円!?1銭=300円として)
なぜ、神戸に比べて大阪ー京都間が遅れたのかですが、
周辺情報から推察するといくつかの要因があるようです。
明治4年9月 関西鉄道会社設立⇒京都府出資、京都敦賀間も視野に入れていたが、資金難で解散
明治6年12月政府資金で再スタート(これが遅れるきっかけに)
そのほか、レンガを浅田政三という京都の会社が請け負ったが途中で、材料不足に陥っています。
その加速をするための手段のひとつとして、高槻城の石垣が使われたんじゃないかと推測します。(これは私見)
また、鉄道150年を記念して、もう少し調べて連載したいと思います。
参考文献:
日本国有鉄道百年史 1,2巻
工部省記録 1~3巻
今年は鉄道開業150年なので、春先からJR京都線にまつわるレンガ構造物などの投稿をいくつかしてきました。また続編を追記したいと思います。また特集ページでまとめます。
▶高槻の芥川のJR鉄橋 高槻城の石垣が使われている橋脚を渇水時に観察してみた 2025年8月
▶芥川の鉄橋の橋脚を改めてじっくりと眺めてみる、、やはり高槻城の石垣が使われている!
▶大阪・京都間鉄道開業時 高槻から大阪の間は、途中で阪急千里線を通っていた!
▶島本町 サントリーの前のレンガトンネル・水無瀬川鉄橋付近を訪れた
▶高槻のレンガトンネル番外編 大阪・京都間鉄道開業時から残る長岡京市の2つのレンガアーチ橋を訪れてみる 6連レンガアーチ編(七反田)
▶高槻のレンガトンネル番外編 大阪・京都間鉄道開業時から残る長岡京市の2つのレンガアーチ橋を訪れてみる 3連レンガアーチ編
▶高槻の謎 檜尾川の鉄橋 明治9年開業時日本最初の下路式鈑桁(かろしきばんげた)の鉄橋だったらしい それって何なん?
▶JR京都線 高槻のすぐ隣にある総持寺駅近くの五反田橋梁のレンガ構造
▶JR京都線 吹田~高槻に向かう道中 レール探傷車というめずらしい特殊車両を見かけた
▶JR高槻駅の入場券を買って、ホームを少し観察してみる
▶JR高槻駅に発着・通過する電車・貨物列車は合計1日何本くらいあるのか!?少し調べてみる
▶高槻の謎 高槻駅創業時を調べてみる 大阪まで何分かかったの?一日何本?運賃は? 開業当時を想い車窓を眺めてみる
▶高槻城築城400年 特設ページ

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