今年2024年は、JR京都線開業148年になります。高槻市には14ものレンガトンネルがあるんですが、そのほかの町にも多くのレンガトンネルがあることがわかりました。改めてすべてのレンガトンネルの中で、特徴あるトンネルを紹介したいと思います。まず最初に、大山崎町にある人が通れる一番小さいレンガトンネルです。しかも「ねじりまんぽ」の構造。ねじりまんぽの構造は、線路に斜めにトンネルを作る場合の強度を上げる工法のようです。
下半分は石作りですが、アーチはレンガです。
しかも美しい斜めに積み上げる構造。150年も前にこのような工法があったとは。。
ここはしゃがんで通る必要があり、向うから人がやってきたら交差困難。
内部は現在でもしっかりとしています
石積には、高槻のようにお城から持ってきたような石は見当たりませんでした。確かに高槻のレンガトンネルだけ花崗岩がすべて使われていますが、高槻城から離れると花崗岩は入口にだけになり、内部は使われている石質が変わるようです。
◆以下は前回2019年に初めて訪れた時のようすです。
高槻のレンガトンネルシリーズですが、今回は番外編です。少し大山崎町を訪れる機会があり、大山崎町の散策マップを見ていると、なんと「ねじりまんぽ」の記載がありました。ここにもあったのかと思い、ちょうどその通りがかりに寄ってみました。
場所は名神高速と西国街道、さらにJR線路の交差付近
(散策マップから引用) ねじりまんぽという表示のところここは車は通れません。
南側の入り口にはこのような説明板も しかし、このトンネルは小さいです。もともと水路用のようですが人が通れるようにしていますが、胸の高さくらいしかないためしゃがんであるく感じ。もし向こうから人が来たら(来ないと思うけど)配管もあるため交差も厳しいです。レンガがねじって積まれています。高槻に1箇所、茨木に1箇所いままで投稿しましたが、大山崎町にもあったのですね。でもこれは小さい。。
南側から覗いたところ
北側半分はコンクリートのトンネルですが出るとおどろきます。こんなかんじ。こちらから来たらこれは気づかんです。
ふたたび北側から南側へ戻ります。南向きに見るとこんなようす。
蛍光灯の明かりだけだとこんな感じ。気温も冷ーっとしています。
大山崎町は、駅の前にある離宮八幡宮のほか、えごま油など歴史があるようですね。
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