原の大蛇祭り 今年も大綱と弓引き神事はなかった 玉串拝礼の神事だけがあったようです。

串拝礼の神事があったのは4月3日。大蛇祭りは昔は1月にあったようですが、現在は4月の最初の日曜にあるようです。

昨年は、拝殿で行われたようですが、

今年は本殿で執り行われたようです。

少し離れて玉串拝礼の神事に合わせ、来年こそは大綱と弓引き神事があることをお願いしました。
◆以下は前回の内容です。
原の大蛇祭りですが、昨年に引き続き、今年2022年も大綱と弓引きの神事はなく、拝礼の神事だけが執り行われるようです。

スサノオのみことを祭る八阪神社。起源は9世紀後半というので古い神社です。この鳥居もとても古いようです(江戸時代)

この説明図によりますと、今は大綱を神輿のように担いで練り歩いた後、縄を的場の松にかけ渡して的をつけて弓で射る(弓引き)がなされていますが、明治以前は蛇に見立てた大綱を境内の川の上下で引きあったらしいです。
◆昨年2021年の原の八阪神社のようす

今年も縄かけと弓引きの神事はありませんでしたが、拝殿で地区の代表が参列され玉串拝礼の神事だけがとりおこなわれたようです。来年こそすべての神事があればよいですね。
◆わすれないよう前回2019年のようすを参考までに記載します。
2019年4月7日の原の大蛇祭りのようす

今年は桜が満開で天候もよくて最高の祭り日和になりました。

13時ころにJA付近からスタートし、原公民館前までゆっくりと進みます。

大蛇の縄をを通した丸太を綱かきといわれるかたがたが持ち上げ神社の方向へ

スタートして八阪神社のほうに行きますがすぐ戻ってきます。

その後少し進んで同じところまで行ったり来たり、、
途中で何度も大綱を高く持ち上げ気合が入ります。この行ったり来たりが1時間ほどつづくのですが、普通の神輿ならば、担ぐ人の予備員や休憩時の置き台があったりするのですがずっと担ぎっぱなし。大変だろうと思いました。

一方先頭では露払い、金棒引き、矢執り、弓引きの方々が少しずつ移動しながら大綱の動きを待っています。

そのようなようすを知って神社で待つ方も。

1時間近くかかっていよいよ、全員そろい、神主さんも来られて八阪神社へ入場です。

鳥居を抜けて大蛇が入ってきます

川の手前で止まり、

大きな縄を持ち上げます。

縄から丸太を抜き蛇のとぐろをほどきます

的場の上部にかけられます。綱かきの方々は八阪神社に参拝されます。
そのあと30分ほどですか、社務所での三献(さんこん)の儀がありますが、

いきなり的を抱えた綱かきの方が社務所から勢いよく的場へ走って、

的が取り付けられます
その後弓場にみなさんが登場です。

矢執りの子供さんが弓引きの青年に弓を渡します

左右に並んだ青年の方が2本づつ矢を放ちます

右の青年が矢を放ち、次に、

左の青年が矢を放ちます。

2人の青年がお互いの弓を合わせるような舞のあと、
また2本づつ矢執りの子供さんから矢を渡されます

少し遠くからみるとこんなようす。的のほうが狭くなってて矢を射るのも大変と思われます。

3回目の弓を渡され、3回めの1本目は先の2本と同じように順に放ったあと、的が取り除かれます。

いままであった的がありません。

最後の1本はどうなるのか?

弓引きのお二人がいっしょに空に向けて弓を引きます。

早すぎて今年も飛んでいった矢は撮れませんでした。背後の家屋のはるか上空を飛んでいきました。

その後大蛇は綱かきのかたに運ばれます。驚いたのは大蛇はなんと長いこと。写っている3倍くらいありました

最後には弓が返されお祭りの終りとなりました。
参考 過去の投稿記事
▶原の八阪神社 大蛇祭りのようす 的を射抜くと多くの歓声が 2019年
▶原の八阪神社 大蛇祭りのようす 2018年▶八阪神社の大蛇祭りを見てきた !2017年
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