不二が原バス停の前にある謎の水車小屋を見学させていただく機会がありました。砕石場の府道沿いから見える謎の水車ということを投稿し(約2年半前)、砕石場前を通るたびにお話聞きたいなあと思っていました。なかなか機会がありませんでした。最初の投稿を見ていただいた方からご紹介をいただき、見学させていただくことができました。この場所を現在管理されているのは芥川町の西国街道沿いにある中村商店(よつばエネルギー)さんのようです。
この付近で芥川はUの字に曲がっているのですが、すぐ前の川岸は段差があって低いので、少し上流から水を引いています。しかし水車は大きいです。
しかも回転軸のシャフトや、自転車のタイヤでいうとスポークの部分もとてもしっかりとしてます。
とても本格的です。甘く見てました。お話を伺うとなんと100年くらいの歴史があるようです。
屋外の水車の右手で水路が分岐され
小屋のほうに向かっています。こちらが本当?の水車小屋のようです。しかしお話を伺うのを忘れましたがこの大きな水車も昔は小屋の中にあったのでは?と思い、国土地理院の地図閲覧で調べますとこのあたりにも小屋があったようです。現在の府道が造られて場所がかかったのかも知れません。現在の府道の前は少し奥の砕石場の中を道路が通っていたみたいです。
(国土地理院の航空写真1959年より引用)U字の川の下側にある横向きの小屋2つがあります。砕石場は当時なかったんですね。。下段にある現在の航空写真と比べるとわかりますようにやはり当時はここにも小屋があったと思われます。1975年もほぼ同じようす。
小屋の中を見学させていただきました。大きな水車があります。小屋の奥にも水車があったようです。
水車が大きすぎて全体が入りません。。現在は自家発電もされているようです。
よつばエネルギーさんは太陽光の発電設備などの施工をされているようですが、さすが水車で発電されてるのはすごいなあと感じます。
本来は水車の動力はこのシャフトの先にある回転を上下の力に変える装置につながれています。
その先にはうすと杵の木材がありました。現在は使われていないようです。しかしひとつひとつの構造がしっかりとしていて、歴史建造物のようなかんじもします。この5年ほど前まで稼働されていたようです。以前はJR高槻駅前にあった湯浅電池のリサイクル関連の仕事もこの動力を使ってされていたらしいです。
小屋は普段は作業スペースになっているようですが、このような仏像さんもありました。ご存じの方もおられるかもしれませんが市役所の前にあった竹内印舗さんにあった仏像です。譲受けられ今後敷地の整備を行って別の場所に設置される計画があるようでした。
なお、敷地には池もありました。(鯉を入れる予定とのこと)
敷地からは今まであまり見たことのない芥川の荒々しい風景がありました。
ということで謎が解けたような、お話をお聞きし現地を拝見すると、さらに謎が深まってしまいました。水車、発電、池、仏像、なんかとても謎感たっぷりで秘密基地的な感じもあり、不思議な空間でした。。見学させていただき感謝申し上げます。
場所はコチラ↓ Google mapの地図は芥川の位置が誤っているようなので航空写真にします。
◆以下は前回の投稿(2017年7月)です。まだ現地を整地されはじめたころのようです。
府道6号線、原の採石場の不二が原バス停にある謎の水車小屋です、
謎というのは何度か見に行っているのですが、まだ詳しくわかっていないためで、今日はなんかあるぞ、という事実でご容赦ください、、外に大きな水車が動いています、、
水を供給されていますが小屋から水が供給されている??またお話聞けたら更新します、、
前回の投稿 上の内容と同じです
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