高槻の旧道を行く としまして高槻の旧道すじを投稿します。その2の今回は宮之川原の旧道です。
今回の起点は宮之川原、お寿司やさん、川上文具店の看板のある交差点付近です。この付近は昔から、この宮之川原を含む服部五か村(宮之川原、大蔵司、塚脇、浦堂、西之川原)があり、その中心付近です。
こちらは西側方面、西之川原に向かう道。
浦堂へ向かう東方面、このすぐ先には神服神社と清水小学校があります。ここの小道を入っています。
この道は旧道ですが本線ではないようですが、少し先には聞力寺(もんりきじ)があります。
ここはちょっとした交差点になっています。通学などの方がよく通るところ。
聞力寺の入口はこんなようす
聞力寺の境内には高槻の寒天つくりに貢献した宮田半平の石碑もあります。まちかど遺産にもなっていました。小説銀二貫にでてくる寒天職人半兵衛のモデルになっていてかなり前ですがNHKでもドラマがありましたね。
この道は地元ではなかみちと呼ばれているようです。
実は旧道の本線は、この小さな聞力寺の前の交差点の東にある府道を斜めに横切るこの道のようです。この道はこの先、浦堂を通り、
▶神峯山寺道 「六番石」の道しるべはどこにある?
さらにサンデイの前のガソリンスタンド付近を通って、芥川高校の横の川沿いを通って、今は名神高速にさえぎられていますが、真如寺の方に行きます。途中で大蔵司と真上町の斜めの道と交差するのですが、そこも旧道です(神峯山寺への道しるべのあるところ)。▶高槻まちかど遺産「神峯山寺道道標 五番石」
さて、この摂津峡に向かう道に出ます。これは西側摂津峡の方面をみたところ。
この正面にはなにやら坂が見えています。この坂がどうも旧道のようです。地元の方のお話では北に行くときはこの道を登って行ったとのこと。
東を見ると、高槻の奈良漬け製造販売で有名な酒店清水屋があります。その先は府道6号線の交差点。
その横を流れる宮之川原元町を流れる小山谷川。東小山谷川?という名前を地元の方にお聞きしました。西にも芥川にこの川と合流して流れる川があります。(下段:過去の投稿参照)
安岡寺のバス停前の小山谷新池から流れますが、さらに北側の上の口付近が源流(だった)のようです。この川沿いに行くと上の口から原を通り樫田方面に行くのですが、どう見てもこの付近(現府道沿い)に道があってもおかしくありません。しかしこの先の松が丘、安岡寺の町ができる前は全く山の中だったようで昔の情報があまりありません。
この坂を登ってみます。結構な坂なんですが、ピークを越えると(この先で時々オシロイバナを撮影してます)
▶高槻の街かどで今年もオシロイバナが咲いてきた 2021年
さらに先にいくとヨハネ学園やこの先には第九中学校があり、さらにその先には松が丘地区を通って原の方に行きます。約50年前に開拓というか住宅地になってしまったので、昔の通りの面影は全くありません。旧版の地図ではこの付近が旧道だったのがわかるのですが、この松が丘、安岡寺地区の昔のようすも気になります。。ということで昔原や樫田・亀岡方面はこれらの道がメインルートだったようです。
参考 いままでの投稿
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